Amburatory surgery

日帰り手術について

Amburatory surgery

横浜みなとエリアで、日帰り手術

日帰り手術とは、欧米でAmburatory surgery center として独立した手術室での治療と、入院を必要としない高度な医療サービスです。横浜みなと外科クリニックは、外科手術を日帰り手術で提供する専門医療機関です。
当院では、以下の疾患について外来日帰りで手術を行っています。
・鼠径ヘルニア・臍ヘルニア・陰嚢水腫・痔核・皮下腫瘤等


CONTENT

目次

日帰り手術の流れ

予約

横浜みなと外科クリニックにて日帰り手術に対する専門外来を開設しています。外来にて診察後に手術の必要性がある場合は、手術前検査を行います。
受診の予約・お問い合わせは 045-305-3710 または、24時間OKの ネット予約 からお願いします。

初診・検査

他の病院で各種検査が済んでおり、結果をお持ちの方はご持参ください。問診票記入、診察後に当院で専用の腹部超音波検査・必要に応じて腹部レントゲン検査を行います。すべての検査が終了した後に治療方針の説明を行います。

超音波・エコー検査

診断

検査の結果、手術適応と判断された場合は、手術治療についてご説明させていただき、手術に必要な血液検査・胸部レントゲン・心電図の検査を行います。ご理解いただければ日帰り手術についての説明を行います。
手術をご希望される方は初診当日に手術日を決めることになりますので、可能な限り来院前に希望する手術日を決めておいてください。 手術日が決まった時点で手術のオリエンテーションをコーディネーターから行います。

診断と治療提案はわかりやすく

オリエンテーション

日帰り手術は特別なプロセスで行います。手術当日を含め、それまでの過ごし方などを説明させていただくことをオリエンテーションといいます。
日帰り手術は高度な医療サービスです。クリニックでの滞在時間が極めて短いので、患者さま自身が日帰り手術を受けるという意識と理解がたいへん重要です。 手術当日までの過ごし方、前日の過ごし方など、手術までの生活や、急に痛くなった時の対応などをしっかり説明させていただきます。

手術当日までの過ごし方などを説明します。

日帰り手術は、患者さまの負担を軽減し、クリニックで過ごす時間を短くするために患者さまとともに進める必要がありますので、ご理解とご協力をお願いしております。 手術後に「受けてよかった」と思っていただける結果をいっしょにつくりましょう。

手術当日

手術当日の午前中に来院していただきます。手術前処置を行い、手術開始となります。(手術時間は約30~60分です)

手術時間は約30~60分です

退院

手術後、専用の回復室でお休みいただき離床基準に沿って医師の診察後の帰宅となります。

術後

日帰り手術後は手術翌日と、その1週間後、2週間後に来院していただき、手術部位のチェックや痛みのコントロールを行います。
その後の受診については患者さまと相談の上、決めさせていただきます。
手術が終わって半年後・1年後に腹部超音波検査を行い終了となります。

日帰り手術を受けられ、帰宅された後の不安なことや気になることがありましたらご連絡ください。
患者さまの安心をめざして、術後安心のホットラインをご用意しております。

日帰り手術が可能な理由

鼠径ヘルニアや陰嚢水腫などの日帰り手術は、患者さまの既往や体調等の情報を管理することが重要です。
横浜みなと外科クリニックが行う日帰り手術は、高度な医療技術を駆使して行う医療サービスです。

1.高度な医療技術・豊富な知識・日帰り手術5,000症例の経験を持つ医師が執刀します

手術は執刀医の技術・知識・経験の3つの融合により行われるものです。 横浜みなと外科クリニックの院長川崎篤史は、横浜中央病院・執行クリニック/神楽坂D.S.マイクリニックで癌などの消化器外科手術・鼠径ヘルニア・陰嚢水腫等の日帰り手術を執刀してまいりました。
日帰り手術は、年間800例以上のそけいヘルニア手術を行う執行クリニック/神楽坂D.S.マイクリニックでの経験を重ねており、麻酔や患者さまのフォロー、担当看護師の育成などの実務を経験しています。

鼠径ヘルニアの手術では、メッシュと言う人工の素材を体内に留置しますが、当院では症状に合わせた様々なメッシュをそろえています。
さらにドイツWolf社製の腹腔鏡システムを整え、患者さまの身体への負担の少ない手術も実現できるように整えております。


2.環境と設備の充実とノウハウ

医師の技術とともに必要なノウハウは様々ありますが、特に重要なのが麻酔法です。 当日に帰宅されるということは、患者さまに痛みを極力感じさせないように麻酔をかけ、さらに手術後に麻酔が完全に抜ける必要があります。
この麻酔方法は、日帰り手術を手がけた医師が行うことで実現可能になります。この麻酔技術は、日帰り手術を実現するために研究が尽くされたもので安心して手術を受けて、帰宅していただけるものです。

3.担当スタッフのサポート

医師のみでは常に患者さまに寄り添うことはできません。 患者さまには担当スタッフがしっかりとしたサポートを行います。 まず、手術が決まった当日にオリエンテーション(手術の説明)として、手術までの過ごし方、手術当日のことから術後の過ごし方に至るまで細かくご説明いたします。
このオリエンテーション説明を行うことで、患者さまの手術に対する不安を取り除き、日帰り手術に対する理解深めていただくことができるようになります。
担当のスタッフは、日帰り手術についての知識を高めるために専門分野の研究会に属している看護師等が対応いたします。

この3つの要素が満たされることで、外来日帰り手術が可能になるのです。
日帰り手術に関するご不明な点・ご相談は、気軽にお問い合わせください。

宿泊が必要な場合

遠方よりお越しの患者さまは、手術前日もしくは手術後に横浜みなと外科クリニックに隣接するホテルをご紹介いたします。

提携先ホテル

    • ・東横INN横浜関内(当クリニックの隣りです。)

〒231-0011
神奈川県横浜市中区太田町1-5-1
TEL 045-662-1045

ホテルの予約について

ホテルの予約に付きましては、ご利用を希望される患者さまに提携ホテルをご紹介いたします。

提携先ホテル:東横INN横浜関内

日帰り手術Q & A

日帰り手術のメリットは?

まず、患者さまのメリットは、入院のわずらわしさがなく、日常生活の延長線上で手術をお受けになれることです。特に高齢化社会における入院は、筋力低下や環境変化によるストレスにより認知症を引き起こす可能性があるとの報告もあります。多忙なビジネスマン、OL、自営業の方、小さなお子様やお年寄りを抱えた主婦の方々にとって、拘束時間を短縮できることが大きなメリットです。保険者(社会保険、国民健康保健)のメリットとして、入院費の医療費が削減される分、国が推し進める国民総医療保険料を抑えることが可能となります。クリニック側のメリットは、入院手術と同等の質の医療を、日帰り手術で提供することで、患者さまに選んでいただけるクリニックを実現することができます。すなわち、患者様、保険者、医療サイドにメリットがあります。

手術当日に帰宅して、本当に大丈夫ですか?

日帰り手術は欧米では盛んに行われている高度な医療サービスです。近年、医療機器・薬剤の開発により痛みが少ない低侵襲の手術法や麻酔法が進歩し、日帰り手術が可能になりました。日帰り手術のスタートは、患者さまご自身が、日帰り手術について十分にご理解いただくことから始まります。そのため、患者さまの病態・生活環境等、状態に応じた適切な治療法に関する説明を行い、ご本人およびご家族の同意のもと、日帰り手術を決定します。
遠方の患者さまでは手術当日も横浜市内に滞在していただき、翌日診察後にご帰宅いただきます。必要に応じて宿泊先等をご紹介いたします。

帰宅後に強い痛みや気分が悪くなったら、どうすれば良いのですか?

当院では24時間体制で、緊急電話連絡をお受けしています。痛みや発熱など、不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。
※詳しくは手術をお受けになる前にお渡しするパンフレットを参照ください。

外来初診同日に手術を受けることは可能ですか?

外来初診は患者さまの状態を診察し、手術をご希望されれば、術前検査と日帰り手術の流れを説明いたします。当院では安全管理を重視して、初診当日に手術を行うことはありません。

日帰り手術で帰宅するのは不安で、入院したいのですが?

当院は、外来日帰り手術となり入院治療施設ではありません。手術終了後は回復室にて十分お休み頂ける設備を設けております。ベットから立ち上がる離床基準や帰宅基準等も設けており、それらの基準をクリアした時点でお帰りいただくことが可能になります。遠方の患者さまは、手術当日の夜にはホテルなどに1泊し、手術翌日の午前中に診察後に帰宅していただきます。基礎疾患や病気の程度により、術後に短期入院が必要なケースでは、手術後に関連病院に転院し、数日間入院していただくこともあります。全ては診療時に患者さまの状況を総合的に判断し、医師からの説明と患者さまの同意を得られた場合に日帰り手術が行われます。

高齢者にも、日帰り手術は可能ですか?

基礎疾患の有無等、診察時の判断となりますが、日帰り手術は可能です。ひとり暮らしの高齢者の方には、日帰り手術はお勧めできませんが、ご家族の方が付き添われたり、随時様子を伺っていただければ日帰り手術は可能と思われます。

高血圧の薬を飲んでいます。手術当日はどうすれば良いですか?

基礎疾患があり、高血圧のお薬や血液をサラサラにするお薬を飲まれている方は、特に医師の指示がない限り飲んで来院してください。朝食は抜いて頂きますが、お薬はお飲みいただいて問題ございません。詳しくは、手術前のオリエンテーションでお話しさせて頂きます。

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