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成人の陰嚢水腫|なぜ「日帰り」なのか?
横浜みなと外科クリニック院長の川崎です。 今回は、当院に多く寄せられるご質問、「なぜ成人の陰嚢水腫(いんのうすいしゅ)手術を、自費診療(自由診療)・日帰りで行っているのか?」について、その理由を2回に分けてお話しします。
成人の陰嚢水腫は、陰嚢内に液体が溜まり腫れてしまう病気です。命に関わることは稀ですが、歩行時の違和感や見た目の悩みなど、日常生活に支障をきたします。
■保険診療の「入院」というハードル 一般的に、大きな病院で保険診療を使って手術をする場合、3〜4日程度の入院が必要になるケースがほとんどです。これは医学的な理由だけでなく、病院の管理体制上の理由も含まれます。 しかし、働き盛りの成人男性にとって、数日間の休みを確保するのは容易ではありません。「手術はしたいが、仕事は休めない」と諦めている方が非常に多いのが現状です。
■「日帰り・自費」という解決策 当院では、多忙な患者様が1日でも早く社会復帰できるよう、「完全日帰り手術」を提供しています。 あえて「自費診療」としている最大の理由は、「制限のない、最善の治療」を提供するためです。保険診療の枠組みでは使用が難しい高性能な止血機器(アクロサージ)や、術後の痛みを極限まで抑える麻酔法を自由に組み合わせることで、「入院不要の安全性」と「高い治療の質」を両立させています。
詳しくはこちらをご覧ください→ https://y-minato-asc.jp/suisyu/

次回は、自費診療だからこそ実現できる「手術の技術的なこだわり(痛み・傷跡への配慮)」について詳しく解説します。
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