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開業準備③〜院内レイアウト〜
物件の選定と決定
横浜関内
開業する場所が決まり、いよいよ医療モールを中心に物件探しです。
お世話になった横浜中央病院近くで探すと、医療モールの募集がたくさんありました。
Webからの情報を中心に気になる物件が見つかると問合せメールや電話で問い合わせる日々が続き、有力な候補がJR関内駅近くで見つかりました。
数回にわたる担当者との打ち合わせのなか、他業種へのビル一棟貸しになる可能性があるとビルオーナーの意向を聞き断念しました。
ここで、医療モールに拘っている余裕はありません。
事業ビルを含めて検索すると、関内駅から近く、8階建・築2年で未入居・60坪と理想的な物件に出会い、すぐさま連絡を取り現地視察を予約しました。
この物件こそ、今回開業するビルになります。
ビルのオーナーは本来、医療モールの目的でビルを建てたようです。
2020年からのコロナ禍により世の中の動きが止まると、賃貸の問い合わせが少なくなったとのことで、使用用途を医療以外に拡大し、床・天井・トイレ等を事務所仕様に整備した上で新たに募集したようです。
建築計画概要書の主な使用用途には『診療所』の記載あるため、クリニック開設に問題ないことを確認できました。
クリニックのレイアウト
見学から所定の手続きに沿って賃貸借契約を終え、クリニック内のレイアウトの検討を開始しました。
必要な部屋数や設備を洗い出し、うまく配置しなくてはなりません。多くの医院・クリニックと異なり、日帰り手術に必要なスペース(手術室、回復室など)が広く必要となります。
手術室は手術内容に対して過剰な設備(オーバースペック)にならないように設計しました。回復室は患者様のプライバシーを守りつつ、安心して術後の時間を過ごせるような空間をイメージしました。限られた面積の中で最も重要視したことは、患者様の導線とスタッフの導線です。
術後の患者様の導線が、医師やスタッフ、他の患者様の導線とぶつからないように、しっかりとシミュレーションしました。
参考に他院の外科クリニックの先生方に情報を頂き、見学もさせていただきました。快くご協力を頂けた先生方には感謝の気持ちで一杯です。
今後、医療機器の配置や種類に応じたコンセントの位置、院内LANの設置、レントゲン室の防護工事ついても考えていきます。
2022年 鼠径ヘルニア・臍ヘルニア・痔核・陰嚢水腫・皮下腫瘤等の “日帰り外来手術” を横浜関内みなとエリアで開院準備しております!
“日帰り外来手術” のご相談は、横浜関内、日本大通りの『横浜みなと外科クリニック』まで!
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