BLOG

ブログ

鼠径ヘルニア日帰り手術の仕組みと安全性

本当にその日に帰れる?

「足の付け根が膨らんでいる気がする」「違和感があるけれど、放っておいても大丈夫だろうか……」。そんな不安を抱えながら、日々の生活を送っていませんか?こんにちは、横浜みなと外科クリニックです。当院は2022年6月、横浜関内に「鼠径(そけい)ヘルニア日帰り手術専門クリニック」として開院いたしました。

鼠径ヘルニア、いわゆる「脱腸」は、自然に治ることはありません。根本的な解決には手術が必要ですが、多くの方が「手術=1週間程度の入院」というイメージをお持ちで、仕事や家事を休めないために治療を先延ばしにされています。しかし、医療技術が進歩した現代では、「入院なしの日帰り手術」が標準的な選択肢の一つとなっています。

なぜ「日帰り」が可能なのか?

当院で日帰り手術が可能な理由は、大きく分けて3つあります。 1つ目は、「低侵襲な術式」です。基本的に、人工補強材(メッシュ)を用いて穴を塞ぐ最新の術式を採用しています。これにより、組織を無理に引き寄せることがないため、術後の痛みが劇的に軽減されました。 2つ目は、「高度な麻酔技術」です。声門上エアウェイのラリンゲルマスクを採用し、気道確保の上、全身麻酔と局所麻酔を組み合わせることで、手術中の痛みや恐怖心を完全に取り除きつつ、術後の覚醒(目覚め)を非常にスムーズにしています。 3つ目は、「専門特化した体制」です。日帰り手術に特化した設備とスタッフを揃えることで、入院施設特有の手続きを省き、手術から帰宅までのフローを効率化しています。スタッフは日帰り手術の研究会である日本短期滞在外科手術研究会に参加し、日々の研鑽をしております。

日帰り手術のメリットは「安心」

多くの方が「入院した方が安心だ」とおっしゃいます。しかし、実は住み慣れたご自宅でリラックスして過ごすことこそが、回復への近道になる場合も多いのです。病院特有の緊張感や、相部屋での物音に悩まされることなく、ご家族に見守られながらいつものベッドで休めることは、心身にとって大きなメリットです。

もちろん、帰宅後の不安もあるでしょう。当院では術後の過ごし方を詳細に指導し、緊急時にはすぐにご相談いただける体制を整えています。当院では「ただ手術をして終わり」ではなく、患者さんがその日のうちに笑顔で「ただいま」と言えることを大切にしています。



【今回のポイント】

  • 鼠径ヘルニアの治療はすべて保険診療です。入院費用も無くリーズナブルです。

  • デバイスの性能だけでなく、執刀医の「日帰り手術の経験数」が重要。

  • 日帰り手術に特化した診療体制。

  • ひとりで悩まず、最新技術を備えた専門医に相談を。

横浜みなと外科クリニックでは、鼠径ヘルニアと大人の陰嚢水腫について日帰り手術を行なっております。多くの症例を経験していますので的確な診断と治療方法について診察しております。

お悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

横浜みなと外科クリニック 院長 川崎篤史

関連記事

Ambulatory Surgery
クリニック名 英語表記 日帰り手術 横浜みなと外科クリニックのロゴのデザインは横浜らしく、シンプルに出来上がりました。 また、英語表記の YOKOHAMA MINATO AMBUL…
日帰り手術|気になる費用と期間
入院手術と比べてどれくらい違う? 「手術を受けたいけれど、いくらかかるのか不安……」。医療費の問題は、患者さんにとって非常に切実です。今回は、日帰り手術が経済的、そして時間的にいかに合理的であるかと…
鼠径ヘルニアは手術しないとどうなるの?
鼠径ヘルニアは手術しないとどうなる? 入院は必要…? 鼠径ヘルニア(脱腸)は、残念ながら手術をしない限り自然に治ることはありません。放置してしまうと、症状が悪化したり、危険な状態に陥る可能性があ…
日帰り手術の新たな取り組み 大人の陰嚢水腫②
陰嚢水腫手術への取り組み② 「大人の陰嚢水腫の日帰り手術はできないか?」 まずは、泌尿器科の成書や教科書を中心に疾患について勉強をしました。同時に解剖学や発生学についても調べました。まるで学生時代…
日帰り手術との出会い
日帰り手術とは IAAS(国際日帰り手術学会)定義 日帰り手術は欧米では広く行われている手術の方法で、手術当日に来院し、手術を受け、麻酔が覚醒した後、問題なければ手術当日には帰宅するという診療形態…
ネットでのご予約
ページトップへ
ネット予約
お電話

お問合せ