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日帰り手術の新たな取り組み 大人の陰嚢水腫②
陰嚢水腫手術への取り組み②
「大人の陰嚢水腫の日帰り手術はできないか?」
まずは、泌尿器科の成書や教科書を中心に疾患について勉強をしました。同時に解剖学や発生学についても調べました。まるで学生時代に戻ったような感じです。なるほど、疾患の概念については理解できました。
では、治療についてはどうか?新型コロナウイルス感染症の影響で、母校の図書館は休館が続き論文の検索が思うように進まず苦労しましたが、なんとか手術手技についての論文を数本手に入れることができました。
Winkelmann法とBergmann法
成人では根治的手術(病気を完全に治すための手術)として、Winkelmann法とBergmann法という2つの手術があります。
私がそれまで(ほんの数例ですが)経験していたのはWinkelmann法でした。
両術式は手術途中までは一緒ですが、水腫壁(液体が溜まった袋の壁)の処置の方法が異なります(詳細は割愛します)。
当たり前ですが、論文や手術書を読んだだけで手術が上手くいく訳はありません。
それまで自分が経験した陰嚢水腫手術の方法と治療経過を見直し、知人の泌尿器科の先生に相談いたしました。
手術のポイントや合併症対策、再発の可能性などについて教科書には載っていない実際の臨床でのアドバイスをもらい、陰嚢水腫の日帰り手術の可能性が少しずつ見えて来ました。
横浜みなと外科クリニックはアクセスも良好です。
みなとみらい線 日本大通り駅徒歩3分
横浜市営 関内駅徒歩5分
JR 関内駅徒歩7分
前面道路は一方通行で、パーキングチケットの駐車エリアがあります。
また、お隣は「東横イン横浜関内」さんです。
そけいヘルニア"日帰り外来手術" のご相談は、横浜関内、日本大通りの『横浜みなと外科クリニック』までよろしくお願いします。
〒231-0011
神奈川県横浜市中区太田町1−7−1
横浜日光ビル3階
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