鼠径ヘルニアの『日帰り手術』とは?
「手術=長期入院」はもう昔の話です
「鼠径ヘルニア(脱腸)の治療が必要と言われたけれど、仕事を何日も休めない」
「家事や介護、子育てがあるため、家を空けることができない」
このように、手術の必要性を感じつつも「入院期間」がネックとなり、治療をためらっている方は少なくありません。かつての鼠径ヘルニア治療では、数日〜1週間程度の入院が一般的でした。
しかし医療技術が進歩した現代では、「朝来院して手術を受け、その日のうちに自宅へ帰れる」日帰り手術が広く行われるようになっています。
今回は、なぜ入院せずに日帰りで手術ができるのか、その仕組みとメリットについて解説します。2014年から日帰り手術に取り組み、累計7,200例以上の経験を持つ院長の川崎が、わかりやすくお伝えいたします。
なぜ日帰り手術ができるのか?3つの理由
「手術した当日に帰宅して本当に安全なの?」と不安に思われるかもしれません。当院で日帰り手術が実現できる背景には、以下の医療技術の進化があります。
傷口を最小限(数ミリ〜数センチ程度)に抑える腹腔鏡(内視鏡)や最新のアプローチを取り入れることで、術後の出血や痛みを大幅に軽減しています。
全身麻酔に局所麻酔や静脈麻酔などを最適に組み合わせ、手術中の痛みをしっかり抑えつつ、術後は速やかに意識や身体の感覚が戻るような麻酔管理を行っています。
受付から診察、手術、術後のリカバリーまでをスムーズに行える専門動線を整えています。帰宅後も安心してお過ごしいただけるよう、緊急連絡体制などのサポートも万全です。
復職や日常生活はいつから?術後のスケジュール
日帰り手術を受けた場合、実際にいつから普段の生活に戻れるのか、具体的な目安をご紹介します。
- 手術当日
院内でしっかり休憩し、歩行や体調に問題がないことを確認してご帰宅。ご自宅でリラックスしてお過ごしいただきます。
- 翌日〜数日
デスクワークや軽作業であれば、翌日〜数日程度で復職が可能です。シャワーも状態に応じて翌日頃から可能です。
- 1〜2週間後
重い荷物を持つ作業や、ジョギングなどの軽い運動、長時間のドライブなども順次再開していただけます。
※回復スピードには個人差があります。お仕事の内容(重労働かデスクワークかなど)に合わせた復職計画をご提案いたします。
忙しい日常を止めずに、根本治療を
日帰り手術の最大の特徴は、「ご自身の慣れ親しんだ自宅で、リラックスして術後の回復期間を過ごせること」、そして「仕事やご家庭のスケジュールへの影響を最小限に抑えられること」です。
「仕事を休めないから」と放置して重症化してしまう前に、ぜひ現代の『日帰り手術』という選択肢をご検討ください。
横浜みなと外科クリニックでは、患者様一人ひとりのライフスタイルに合わせた治療計画をご提案しています。まずはお気軽に診察へお越しください。


















