BLOG

ブログ

2023年10月13日

鼠径ヘルニア(1)初期症状

鼠径ヘルニアは、年間15万件ほどの手術が行われている良性の疾患です。別名『脱腸』と呼ばれたりします。

鼠径部は、鼠(ねずみ)と径(こみち)という漢字から成り立っており、鼠径部には鼠径管という管状の組織が存在します。

胎生期に男性は、腹部にあった睾丸が、鼠径管という道を通って陰嚢に下りてきます。鼠径とは睾丸を鼠に例えて名付けられたと言われています。

さて、その鼠径ヘルニアですが主な初期症状には次のようなものがあります。

・足の付け根である、鼠径部の違和感

・時折起こる鼠径部周辺の鈍痛

・鼠径部の膨らみ

時にはピリピリとするような痛みを感じることもあります。

鼠径部の膨らみ・違和感・痛みなど、ご不安な場合は、専門の医療機関で早期に診てもらいましょう。

日帰り手術や、痛みの少ない麻酔、腹腔鏡による手術などによる治療が可能です。

横浜みなと外科クリニックでは、日帰り手術の普及により、大切な時間を守り、身体の負担・経済的負担を減らせるよう院長川崎篤史を筆頭にスタッフ全員で取り組んでおります。

 

関連記事

鼠径ヘルニア(4)治療②
鼠径ヘルニアの治療の歴史 鼠径ヘルニアの治療は、今も昔も外科的に手術をする以外に治す方法はありません。 鼠径ヘルニアの治療の歴史について調べましたのでお話しします。鼠径ヘルニアは、鼠径部の…
もう入院は不要?鼠径ヘルニアの日帰り手術
【鼠径ヘルニア】もう入院は不要?日帰り手術のメリット・デメリットを徹底解説 「足の付け根に、ぽっこりとした膨らみがある」「力を入れると何かが飛び出す感じがする」 このような症状に心当たりはありません…
鼠径ヘルニアの手術について
鼠径ヘルニアの手術について、最終的に手術を受けるかどうかは「本人の希望があれば」とお伝えしています。それには、主に以下の理由があります。 緊急性の低い良性疾患であるため: 鼠径ヘルニアは、が…
鼠径ヘルニア(3)治療①
鼠径ヘルニアの治療は、手術以外にありません 鼠径ヘルニアの治療は、薬や運動・リハビリなどによって治癒することがなく、外科的に手術をする以外に治す方法はありません。対症療法としてヘルニアバンド…
診療開始・・・鼠径ヘルニア外来日帰り手術
6月2日に開院し、13日より診療を開始して1ヶ月が経過しました。 お陰様で、初診予約、手術予約共に予想を上回るペースで増えてきております。メインとしている鼠径ヘルニアだけではなく、陰嚢水腫や大人の臍…
ネットでのご予約
ページトップへ
ネット予約
お電話

お問合せ